
こんにちは、しかシカです。
僕はどうしようもないダラケ人間で、
ついついスマホをいじっては、
SNSを見たりゲームをしたり。
無駄な時間だと頭では分かっているのに、
手持ち無沙汰になると
長時間スマホをいじってしまう
悪習慣の持ち主でした。
タチが悪いことに無駄って理解しているから、
その生産性のない時間を猛烈に後悔して、
自己否定に陥ってしまう。
心の奥底で、「これじゃダメだ」って
分かっているんですよね。
人生変えたいって思っているし、
この時間を使えば少なからず
スキルアップできるって理解している。
なのに、今日は仕事で疲れたからとか、
寝るまでに自由に使える時間なんて
あと2時間くらいしかないとか、
勝手に言い訳をして行動しない。
言い訳できてしまうと、
人間は楽な方楽な方に
身を任せてしまう。
だから僕の場合、
まずダラダラとスマホをいじっている
「10分」だけ、とりあえず有意義な時間に
してみようと習慣を変えてみました。
1日10分、本を読む習慣。
10分だけだから負荷もかからないし、
「たった10分なら」と思えると
モチベーションも維持できます。
なぜ本かというと、
社会人の約半数が本を読まないと
いわれているから。
月に1冊程度しか読まないという人を含めると、
8割くらいが読書をしないそうです。
たった10分の読書でも、
月に5時間の知識の蓄積になりますからね。
本を読むだけでも、
大半の人間と差をつけられる。
今でこそまとまった時間をとって、
本を読んだり教材を聞いたり
ブログ書いたりってできますけど、
最初からこれだとキツイですから。
「よしやるぞ!」と気合いを入れたはいいものの、
あれもこれもやろうとすると、
すぐに苦痛になって
三日坊主で終わってしまうのと同じ。
だから、まず読書だけに集中しての習慣化です。
気合いに依存せず、
ダラケに抗うための仕組み化です。
たった10分本を読むだけでも
積み重ねになりますから、
単純に話すネタが増えます。
パラパラっとめくって、
自分にとって
役に立ちそうなところだけ読めばいい。
(全部読もうとするとハードルがグンと上がって、
習慣が続かない原因にもなりますからね)
習慣化すれば、歯磨きをするみたいに
無意識で継続できるようになるし、
継続すればするだけ自信にもつながります。
定着するための読み方:「アウトプット」と「想起状態」
さて、ここからは読み方編です。
というのも、
ただ読んだだけでは
絶対に忘れてしまうから。
僕もあるんですよね。
読み終えることが目的化してしまって、
1週間後には
断片的にしか内容を覚えていない。
これでまた、
「せっかく読んだのにー」って
自己否定モードに入ってしまう。
けど、面倒くさがって復習しない。
それって、
ちゃんと「使おう」としていないわけで。
インプットして満足するんじゃなくて、
しっかり「アウトプット」しないと
知識は定着しない。
たとえばこれは僕の経験なんですが、
会社でプレゼンをするために
何ページも分厚い資料を作ったのに、
いざ本番になるとタジタジで全然喋れない。
喋る練習、つまりアウトプットをしなかったから。
学んだことを翌日
人に話してみるのでもいいし、
それに抵抗があるなら、
TwitterやFacebookに
投稿するくらいでもいいんです。
SNSはメモ代わりにもできるし、
特にTwitterは140文字という
文字数制限があるから、
要点をまとめる能力も身に付く。
アウトプットに試行錯誤するうちに、
思わぬ的を得た言葉が出てきたりして、
「俺ってこんなこと考えられるんだ」という、
自分のポテンシャルへの気づきも得られたり。
しかもそれで「いいね!」がついたり
フォロワーが増えたりすれば、
成功体験にもなる。
小さな成功体験を積むことで、
知識を「使う」ことの重要性を
体で覚えることができます。
10分読んだら本を閉じて、
要点を頭のなかで
再度言葉にしてみるのもいいです。
再言語化することで、
本当に理解できているか
チェックすることができるから。
うまく言語化できないなら、
理解ができていない。
理解ができていないなら
覚えられない。
僕は風呂に入ったときに
脳内アウトプットしてみて、
理解度チェックをしています。
ダメだったら、
あとでもう一度だけ本を開いて、
要点の部分だけでも読み直す。
関連動画)
もう1つ読み方として重要なのが、
「想起状態」を利用すること。
頭で覚えたことって、
どうしても徐々に忘れていきます。
経験ありませんか?
昨日覚えたはずなのに、
翌日になったら頭にモヤがかかったように、
手が届きそうなのに思い出せないこと。
実は、このモヤモヤの状態が結構大事で。
「想起」といって、
脳が不安定を安定化させようと、
思い出したくて仕方がない
状態になっているんです。
早く答えが知りたい!って。
答えが分からない間、
頭のどこかで
ずっと考えているんですね。
完全に忘れてしまう前の、
この想起状態のときに
もう一度復習する。
本当に人間忘れやすいので、
翌日くらいまでがベターです。
こうすると、
脳が本能的に求めていた情報なわけから、
知識の定着度がグンと上がります。
たとえば、通勤の電車のなかで、
昨日メモ代わりにTwitterに
つぶやいた内容を見て振り返る。
「ああ、そうだ。そうだった」と
モヤモヤが晴れて、
頭が超気持ちよくなります。
定着するための選び方:「自分ごと化」できる本を選ぼう
あまりに自分の現状と
かけ離れた本を選ぶのは、
「使う」こととかけ離れてしまうので、
習慣的に読むには
オススメできないかな、と思います。
たとえば、いま企業経営者じゃないのに
経営者に向けて書かれた内容を読むのは、
当事者としては落とし込みにくいところがある。
「なんか良いこと書いてあるなあ」と
マインドとして共感できる点もあるだろうし、
長期的に見ればいいけれど、
「自分ごと化」しづらい。
理想と現実にギャップがあるぶん、
かえって苦しむことにもなりかねない。
いまの自分には難解すぎる、
と感じる本も同様ですね。
自分の立ち位置を踏まえて、
すぐ実践できる内容の方が
使うことを意識できる。
抱えている悩みが
解決するような直接的な学びがあると、
知識を得る強い動機付けにもなります。
片付け下手の人が整理整頓の本を読むとか。
僕は「お金」や「経済」といった分野に
一般知識レベルしかなかったので、
少し前に堀江貴文さんの
『99%の人が気づいていないお金の正体』
という本を読みました。
ホリエモン節のきいた
常識破壊満載の内容でした。
1つだけトピックを取り上げると、
「国家が価値を保障する貨幣も、仮想通貨も
『信用をもとに成り立っている』という点では優劣はない」
という意見には、「仮想通貨って怪しい」と
思い込んでいた自分の常識が
狭かったことを考えさせられました。
これなんかちょうど1節5分もあれば
読める内容なので、
毎日気になるところを
パラっと読んで、自分の言葉で
再言語化するのにぴったりでした。
まとめです。
- 毎日10分でも本を読む習慣を作れば、本を読まない人より差をつけられる
- 読んだらTwitterなどでアウトプット
頭がモヤモヤした想起状態のうちに復習すると定着度が上がる - 使うことを意識して「自分ごと化」できる本を選ぶ
たとえば、いまの自分の悩みを解決してくれる本
ダラダラスマホをいじっていた10分。
これを知識を得るという行動に変えるだけで、
話題の尽きない面白い人間になれるし、
プレゼンスキルも高まるし。
人生をちょっとずつ
変えるための一歩になると思います。
では。
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