【超絶要領が悪く社畜だった20代の自分にいいたい】人生遠回りしないための「仕事の見える化」。

こんにちは、しかシカです。

僕は20代の大半を、
編集プロダクションという業態で働きました。


略して「編プロ」と呼ばれたりする会社です。

出版社や広告代理店から案件を下請けし、
雑誌や書籍や企業の広報誌を
制作することがメイン。

いわゆる編集者として、
旅行雑誌だったり料理のレシピ本だったり
お堅い企業の社内報だったり。

さまざまな仕事を経験しました。

が。編集者と聞くと
「華々しい職業ですね」「憧れる」とか
いろんな人からいわれるんですが、

少なくとも僕の勤めていた
「編プロ」という業態に関しては「過酷」そのもの。

下請け・孫請けだから、
社員1人が相当数の案件を抱えて
やっと経済が回る世界。

終電帰りに休日出勤なんてザラ。
徹夜作業も辞さない覚悟。
だって仕事が終わらないもん。

ありとあらゆる案件をこなせなきゃ、
とてもじゃないけどついていけない。

なかでも若い頃の僕は、
「文章を書く」ことが本当ーに苦手で。

Twitterくらいの文字数(140文字)の
お店紹介原稿が何時間も書けず、
「うーん」と頭を悩ませ。

やっとの思いで書き上げて
上司に見せたら、
真っ赤っかの赤字の嵐で「やり直し!」。

要領が悪いがために
文章力がなかなか上がらず、仕事が遅くなって
社畜化するという負のスパイラル。

そりゃあ、血反吐を吐くほど
数をこなしてこなして、
まずまずできるようにはなりましたけど。

振り返ると、遠回りにもほどがあった。

後悔先に立たずだけど、昔の自分にいいたい。

文章の書き方うんぬん以前に、
仕事は「見える化」だと。

「見える化」をしたうえで、
ただ漫然と量をこなすのではなく、
知識をしっかりと体系化する。

そうすれば、遠回りしない。
人生損しない。

そのために重要なのが、
マーケティングの視点だったりします。

編集者という仕事を離れ、30代の今、
マーケティングの勉強をしていて
改めてそう思いました。

そもそも、望んで入った世界ではあったものの、
僕はプロの文章の書き方を
教わったわけじゃないし

小さな会社だったから、
体系化されたノウハウみたいなものが
会社の資産としてあるわけでもない。

だから、実践のなかで
学んでいくしかありませんでした。

サバサバ系の女上司に
ダメ出しされてばかりの日々。

「これって何がいいたいの?」
「書き方がまわりくどい。具体的じゃない」
「この表現、ワタシ嫌い」(なんじゃそりゃ。。)

言いたいことはわかるんですよ。

ありがたいアドバイスを
頂戴していますのに、
自分の技術に落とし込むことができない。

「点」として学んだことと、
別の「点」として学んだことを、
「線」として、「面」として結び付けられない。

物事を細分化して、
整理して考えるのが苦手だった。

「いっぱい本と雑誌を読んで、
 読んで読んで学ぶのよ」

そんなのわかってますよ!
自費はたいてまで活字をかき集めて、
読んでますよ!

けれど、読んでどう吸収してどう生かすのか、
インプットとアウトプットのやり方がわからない。

むしろ、雑誌でライターさんが
書いている文章を読んで、
あまりの達筆さに自信を喪失し、自己嫌悪に陥るという。

俺には才能ないから、
こんな文章絶対書けねえよ。

要するに、超絶要領が悪かったわけです。

だから僕は要領の悪さを
それ以外でも絶賛発揮して、

タスク管理もまともにできないから、
ただでさえ遅い仕事がさらに遅くなる。

さっさと外注しなきゃいけない案件を
寝かせてしまって、チームでやってる仕事に
致命的な打撃を与えることも。

終電帰りと徹夜を繰り返し、
疲弊しながらもただただ仕事を続ける。

寝ずに働くという根性論だけは刷り込まれて、
立派な社畜の出来上がりです。

こんな感じで無茶な働き方を
続けて3〜4年。

経験を積めばスピードは上がるし、
いろいろな案件に適応できる
キャパシティもついたけど、

それってあくまでケーススタディを
蓄積しているからってだけなんですよね。

ケーススタディも確かに大事だけど、
知識の点と点が
線になって面になっていない。

上流から下流まで、
基礎と具体的なノウハウが
キレイに体系化されていないから、もろい。

少しひねった問題があると
解けないのと同じように、
ケースから外れた仕事には苦戦してしまう。

このあと、未経験の営業という業種に
飛び込んだ時も、
同じように苦労しました。

枝葉枝葉のノウハウにばかり
目がいってしまって、

「セールスとは何ぞや」を
理解するのに時間がかかってしまった。

今、僕は経済的な自立を目指して、
マーケティングを学んでいます。

マーケティングの原則として
最も重要なのが、
「誰に」「何を」「どうやって」を考えること。

そしてそれを考えるには、
人が持っている悩みだったり、
こうなりたいという願望であったり

感情と行動の原理を
徹底的に深掘りする必要がある。

商品やサービスをセールスするにしても、
文章を書くにしても、

この「誰に」「何を」「どうやって」の
土台がしっかりしていなければ
うまく伝わらない。

マーケティングを学ぶことで、
改めて土台の重要性を認識しました。

編集者をしていた頃、
「読む人のことを考えて書け」って
口すっぱくいわれていたのに

「そんなこと当たり前じゃん、
 分かってるよ」と、
その本質を考えようともしなかった僕。

土台ができていないから、
ノウハウが体系的に身につきようがない。

ダメ出しをされてもアドバイスをもらっても、
うまく自分の技術に落とし込めない。

なぜなら、「見える化」できていないから。

土台という根っこがあって、
ケースごとに適切なノウハウ=
枝葉を体系的に組み上げる。

タスク管理にしても、
優先度の高い仕事と低い仕事を
振り分けたうえで、整理する必要がある。

体系化する。細分化する。
整理する。枠組み化する。・・・etc

これらすべて、
見える状態にする=
「見える化」するということであり、

物事に取り組む前提として、
まずこれをせにゃならんのです。

「見える化」は要領と容量に直結します。

これが習慣化してくると、
初速が速いわけだから、
ビジネスのスピードが上がる。

ゆえに量がこなせる。

未経験の案件でも、
素早くアプローチできる。

本や雑誌も、
主張という抽象的な情報と具体例を
整理して読めば理解が深まるし、

アウトプットする=書くときも、
同じように意識すればいい。

逆に「見える化」できないと、

かつての僕のように、
慣れるまで多大な時間を
コストに捧げてしまいます。

時間は有限であり、
取り戻せないという意味では
お金より大事。

僕はこの記事を書いている時点で、
マーケティングを学んで2ヶ月ほどです。

学びを徹底的に繰り返すことで、

土台から体系的に組み立てるという
ビジネスの「見える化」を
意識できてきています。

なんせ脳みそをガラリと
アップデートするわけですから
努力は必要ですが、

こんな僕でも変化を
感じられているんだから、
きっと誰でも変われる。

仕事の要領が悪くて
悩んでいるという人は、意識してみては。

タイムスリップできるなら、
僕は20代の自分に
強くいって聞かせたいです。

「人生遠回りするなよ」と。

地方で経済的に自立するための情報を発信中!

僕は東京で約10年暮らし、
離婚という大きな挫折を味わいました。

人生ドン底、
無力感に苛まれる日々の中で芽生えた、
「心が安らげる故郷で、リスタートしたい」
という思い。

いま僕は、地方に帰っても
経済的に不自由しないために、
情報発信ビジネスについて学んでいます。

特別なスキルがなかった僕だって、
正しい知識を得れば変われた。

収益を得るための「仕組みの作り方」
が見えるようになった。

そうしたら、失っていた自信もついた。
30代になっても、学ぶことは楽しいと知った。

新しいことにチャレンジするのは
怖いことじゃなくワクワクするものだと知った。

会社や組織だけに依存せず、
「ネット副業」という道で、
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