「完璧」じゃなくても自分を許せ。「適当」であれ。

こんにちは、しかシカです。

物事の成果に完璧を求めるあまり、
作業がまったく進まないという経験はありませんか?

真面目な人ほど完璧を求めすぎてしまい、
時間も労力も無駄に使ってしまう。

理想と現実のギャップに悩み、自己嫌悪に陥ってしまう。

その根底には、「カッコ悪いものを誰かにさらしたくない」
「自分の実力のなさを見せたくない」という心理があります。

たとえば、見た目がカッコいいプレゼン資料を作ろうとして
一字一句、レイアウトまでこだわるあまり焦って、
目標にしていた時間・期日に間に合わなかった、とか。

これぞまさに、完璧主義の落とし穴。

矛盾するようですが、完璧を追求すると、完璧にならない。
それどころか、行動を妨げる一番のハードルになるんです。

成功体験を少しずつ積み上げる。

僕は編集者をしていた頃、本当に能力の凸凹が激しく、
特にライティングが大の苦手でした。

Twitterくらいの文字数(140文字)の
お店紹介の原稿をまとめるのに何時間もかかってしまい、

「やっとできた!」と上司に提出したら、
ボロクソに赤字を入れられるということも多々。

苦労して書き上げたのに、
直すのにさらに時間をかけてしまうという悪循環でした。

所属していたチームが特に完璧主義の人ばかりだったから、
その高い期待に応えようと、実力以上に自分を大きく見せようとして
負のスパイラルに陥ってしまっていたわけです。

今になってみると、
苦労してやっと100点のものを仕上げたところで、
「誰にとっての100点やねん」という話。

自分より経験のある人間から見たら、
時間をかけて練りに練ったものだろうが、
サッと書き上げたものだろうが五十歩百歩なんですね。

当時の僕の仕事だと、誤字脱字を出さないことが
最低限のルール。まずクリアしておくこと。

であれば、クオリティに高望みせず、
時間を決めて仕上げてしまい、上司に意見をもらって
よくしていけばよかったんじゃないかと思います。

その方が、自分も上司も、
無駄な時間を使うハメにならなかったはずです。

(余談ですが、クリエイティブ系の人間は
 宗教か?っていうくらい妥協知らずな人ばかり)

能力開発の第一人者、青木仁志さんは
著書「一生折れない自信のつくり方』のなかで以下のように述べています。

  • 「自分がコントロールできる領域から取り組む」
  • 「今自分がやり遂げられそうなところを目標に、確実に実行して、一つの成功体験を積む」

そして、次は少しだけ高い目標にして積み上げること。
それが自身形成につながる、ということです。

理想と現実にギャップを作らず、
少しずつ成功体験を積み上げていくという
意識改革の大切さを教えてくれる言葉です。

今の自分にとっての「適当」を知る。

中途半端はダメですが、「適当」はいい。
適当という言葉の1つに、
「ちょうど良いこと」「身の丈にふさわしいこと」という意味があります。

完璧を求めて自己嫌悪に陥り、
袋小路に陥って何もできなくなるのが一番最悪です。

だから、他人から見るとレベルが低い成果でも、
今の自分にできる「適当」をアウトプットしていくべきです。

今の自分の基準で100点だと思ったところで、
たとえば半年後、1年後、スキルアップした自分が
その成果を見返してみたら、

絶対に「よくこんなもの出せたなあ」と思うはずです。

その瞬間、現実が60点で理想が100点だったとしても
誤差に過ぎない。

誰かに意見をもらう=客観視すれば、
すぐに反省点が見つかるし、

商品をサービス・プレゼンする場合においても、
どこが訴求不足だったのかデータを取ることができます。

それを受けて、次にアウトプットするものを
確実に、少しでもレベルアップさせていけばいいと思います。

思い切って完璧じゃない自分を許す。

自分にできること以上の期待値を持たず、
完璧じゃない自分を許すこと。

たとえば、「週末は家のなかを全部掃除しよう」と
高いハードルを掲げてしまうと、達成が難しくなります。

当日、「面倒だなあ」という気持ちが湧いてきたら、
思い切ってハードルを掲げてしまった自分を許し、
リセットしてしまいましょう。

たとえば、キッチンだけ掃除するとか。

そうすれば、心が軽くなるどころか作業興奮の状態に入って、
いつの間にか家の中全部やってしまっていた、
ということもあるかもしれません。

「適当な状態」「自分を許せるマインド」で
い続けると、だんだん慣れて、それが当たり前になります。

少なくとも、その方が心が軽くなりますし、
行動のスピードが圧倒的に上がります。

本を読むときでも、1ページめからしっかり読んで
すべての内容を頭に入れようとしても、
到底覚えることはできません。

僕の場合、物にもよりますが、
1つでも学びがあればいい、という気持ちで
パラパラっと流し読みし始めたら

案外あっちもこっちも気になって、
全部とはいかないまでも、
結構多くのことが定着しているということがあります。

完璧主義から脱する。

なかなか今日の明日で自分を変えるのは
難しいものですが、日常のことなど優先度の低い事柄から
試してみてはいかがでしょうか。

ps)

余談ですが、プロのコピーライターに話を聞くと
文章を作るとき、「書く」と「編集」(整える)は
セットで行わないことが鉄則だそうです。

書いて、整えて、書いて、整えて、を繰り返していると
やはり前に進まなくなるそう。

1.とりあえず思っていることをすべて吐き出してしまう=書く

2.その後で整える=編集

「編集」するのは後でもよく、
むしろ時間を置いた方が、頭が整理されて
気づきがある場合もあるということです。

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僕は東京で約10年暮らし、
離婚という大きな挫折を味わいました。

人生ドン底、
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